日本語キーボード考2007年09月12日 09時35分

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 さて、パソコンを買ったときについてる
キーボードというのは、日本語キーボード。
 アルファベットの、”ASDF”のキー並びの
トコに、”ちとしは”って書いてあるソレです。

 ま、これは当たり前ですよね。

 で、例えば、パソコン教室に行ったりして、
日本語入力を教わるときに、ほとんどの方は
ローマ字入力を教わるはずです。
 日本語50音のキーを覚えるよりかは、英語
26字のキーを覚えれば済むから楽、という
理屈で。

 ただ、ローマ字入力だと、ひらがな1字につき
キーを2回叩かなくちゃいけないし、なにより
日ごろ決して使わないローマ字を覚えなきゃ
いけない、「ぁ」なんてどうやって出すの、ちゅう
話ですわ。

 であれば、最初覚えるのはちょっと苦しいけど
がんばって50音を覚えれば、後は楽、という
ことでカナ入力を覚える方もいらっしゃる(かな?)

 が、ここで一つ問題点。

 英語キーボードよりも叩くキーが多くなるので、
上の段の数字キーの辺りまで「かな」があって、
両手打ちするのにとても苦しい。小指がつりそう…。

 要するに、打ちづらい。 けど、ローマ字入力
よか速く打てる。

 誰じゃ、こんな不自由なキーボードを決めたん
は…。

 はい、経産省(旧 通産省)です。
 規格で決まっちゃってるんです。
 正式名 JIS X6002-1980ってスタンダード
なんです。しょうがないんですよぅ。

  (この項 つづく)